5月21日(木)、O様邸の建て方を行いました。
「建て方」と聞いて何のことか分からない方もいると思います。
「建て方」とは、現場で建物の主要な構造材を組み立てることで、土台の据付から柱、梁、棟上げまでの作業工程を意味します。
ヤベホームでは、建て方を行なう前に大工・お施主様一緒に現場で儀式を行います。
まず、建物の四方を塩・米・酒で清めます。
その後、工事中の事故や怪我がないよう、安全・成功を祈願し御神酒を頂き作業に入っていきます。
施工手順は、①1階の柱と梁を組み建て②2階床下地の施工③2階の柱と梁の組み建て④小屋組みの施工⑤屋根の野地板の施工といった順番で行っていきます。
ヤベホームでは、建て方の時に使用される構造材(土台・柱)にこだわっています。
①構造材はすべて「対馬ヒノキ」を使用
「対馬ヒノキ」の特徴は、岩石混じりの痩せた土壌でゆっくりと時間をかけて育つため、目詰まりが良く、油分が多いのが特徴で、強度や堅さに優れていることです。
②木に含まれる水分量を表す含水率
含水率が高いと冷暖房を使用する室内では「くるい」や「割れ」が生じます。
ヤベホームでは構造材はすべて含水率15%以下にし、強くて安全性の高い、長持ちする住宅を実現しています。
③構造材にはホウ酸処理
ホウ酸処理によるメリットとして、腐らない・シロアリなどに食べられないことの他に、ホウ酸は殺虫材と違い、揮発することがないので、お部屋の空気を汚さず、赤ちゃんやペットのいるお家にも安心です。また、ホウ酸は自然の鉱物で出来ており、数年で分解して安全性を保とうとする殺虫剤と違い、効果が減ることがなく半永久的に効果が持続します。
このようなことにこだわりヤベホームでは、健康・安全なマイホーム造りを行っています。
入社してもう直ぐ2ヶ月が経ちます、家づくりについてゼロから学び始め少しずつ仕事に慣れてきて、大変なこともありますが、この仕事が楽しくなってきました。
この気持ちを常に持ち続けこれからも頑張っていこうと思います!
担当:田崎 織部