こんにちは(^^)
梅雨の時期になりましたね。
コロナウイルスの影響が続き、ジメジメとした蒸し暑さを感じる中でお家時間を過ごされているのではないでしょうか?
今回はこのような時期だからこそ知って欲しい漆喰についてお話したいと思います。
漆喰は、日本古来からある自然素材の建築材料です。
以前、こちらでも漆喰壁について、
・抗菌性に優れている
・消臭効果があり部屋の空気をきれいにしてくれる
・耐火性に優れている
・調湿効果がある
などメリットをご紹介いたしました。
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、昨年以降「抗ウイルス」への関心が高まっています。
その中で漆喰がインフルエンザやコロナウイルスでも抗ウイルス効果があることが実証されたそうです。
漆喰は消石灰(水酸化カリウム)を主原料とした塗り壁材です。
消石灰は石灰石を焼いて水を加えたものです。
漆喰の性質は、「ph12以上」というアルカリ性で、ph12以上の強アルカリ性の環境になると、ほとんどの生物やウイルスは生存できなくなるため、漆喰は抗菌作用に効果的とされてきました。
強アルカリと聞くと「人間に害はないのだろうか?」と心配になる方もいるかもしれませんが、しっかり乾燥させ、硬化した漆喰壁は触っても全く問題ないので安心してくださいね!
コロナウイルスでも抗ウイルス効果が実証されたため、感染予防に期待できそうです!
また、今の梅雨の時期だからこそ漆喰の調湿効果についても注目していただきたいと思います。
漆喰は細かな穴がたくさん開いています。この多孔質な表面で湿気をコントロールします。
夏場など湿度が高い時は余分な水分を吸い込み、冬場など湿度が低い時は水分を放出してくれます。そのため、漆喰を使った壁は「呼吸する」と言われています。
結露も出にくいためカビやダニの発生も抑制する効果が期待できます。
年間を通じて快適な湿度に調整してくれるのが漆喰壁を使うメリットです!
室内を適切な湿度に保つこともウイルスの予防にもなりますね。
そんな漆喰ですが、施工には養生してから下塗り、そのあと仕上げ塗りをするため、手間と時間が必要になります。
手間と時間を惜しんでも、ヤベホームが手掛ける健康な家づくりにはなくてはならないもののひとつで、標準仕様として選定させていただいております。
コロナウイルスによりお家で過ごす時間が増えている今、自然素材に囲まれた快適な生活についてぜひ考えていただきたいと思います。