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( theme/ 家づくりの疑問 間取りのアイデア 内装/インテリア )
暮らしを豊かにする「和室」の魅力
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近年、住まいの洋風化が進む中でも根強い人気を持つ「和室」。
客間・家事室・子どもの遊び場・寝室など、多用途に使える柔軟さが魅力です。
今回は、和室をつくるときに知っておきたいポイント
—畳の種類や小上がり・フラットの違い、真壁と大壁の違い—
をわかりやすくまとめました。
1. 畳の種類を知る
室の雰囲気を決める大切な要素が「畳」です。最近は見た目だけでなく、使い勝手や耐久性を考えて選ぶ方が増えています。
● い草畳(天然素材)
・従来から使われている日本らしい香りと風合い
・調湿性に優れ、季節に応じて快適
・柔らかくクッション性がある
・定期的なメンテナンス(裏返し・表替え)が必要
● 和紙畳(機械すき和紙)
・色あせしにくく耐久性◎
・ダニ・カビが発生しにくい
・カラーバリエーションが豊富
・お子さまのいる家庭でも使いやすい
2. 小上がり和室とフラット和室、どちらが良い?
● 小上がり(段差のある和室)
床より一段高く作るスタイル。
◆メリット
・段差が腰掛けになり、リビングと一体でも使いやすい
・下部を収納にできるためデッドスペースが減る
・空間に立体感が出てアクセントになる
◆デメリット
・掃除ロボットが入れない場合がある
・バリアフリー性はやや低くなる
● フラット(床と段差のない和室)
洋室と同じ高さで、自然につながるタイプ。
◆メリット
・移動がスムーズで小さなお子さまや高齢者にも安心
・掃除が簡単
・リビングと一体感が出て広く感じる
◆デメリット
・収納を増やしづらい
・空間のメリハリは小上がりほど出にくい
3. 和室の「真壁」と「大壁」の違い
和室の雰囲気を決めるのが「壁のつくり」です。
● 真壁(しんかべ)
柱を表にして、壁の中に柱を隠さない伝統的なつくり。
柱の木目が見えるため、より本格的で和の風情があります。
特徴
・木の表情が楽しめる
・調湿性が高い
・職人技が必要なためコストはやや高め
● 大壁(おおかべ)
柱を壁の中に隠してしまう、現代の住宅で一般的なつくり。
スッキリした見た目で、和モダンスタイルにも合います。
◆特徴
・シンプルなデザイン
・気密性が高い
・洋室と馴染みやすい
4. 目的に合わせて“理想の和室”を計画しよう
和室は、配置や設計しだいで暮らしの中心にも、癒しの空間にもなります。
・リビングとつなげてキッズスペースに
・来客対応の落ち着いた客間として
・寝室や家事スペースとして多用途に活用
また狭い和室や畳スペースでも、吊押入を設置することにより空間の広がりを演出することができます。
畳の種類、段差の有無、壁のつくりを選ぶことで、和室の雰囲気は大きく変わります。
家族の暮らし方に合わせた和室づくりで、毎日の生活をより心地よくしてみませんか?
次回は和室に合う窓まわりの選び方についてご紹介します。
お楽しみに♪
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