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( theme/ 間取りのアイデア )
ランドリールームのある生活
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こんにちは!
近年、共働き家庭が多く、室内干しを選ぶ方が増えてきました。
今回は、快適な住まいにするために、
使いやすいランドリールームについてお話しします。
ランドリールームについて
毎日の洗濯は大変ですね。
「我が家を建てる時にはランドリールームを設置したい」
そんなお声を聞くことが多くなってきました。
『洗濯機を回す』⇒『干す』⇒『乾かす』⇒『収納する』
などの洗濯に関わる一連の作業を行える空間をランドリールームといいます。
ランドリールームがあると、
洗濯にかかる時間を短縮することができます。
ランドリールームのニーズが増えている理由は・・・
・天気の悪い日でもリビングには干したくない
・共働きで暗くなる前に帰宅が難しく室内干したい
・家事動線を短くしたい
・花粉症やPM2.5などの大気汚染を考えると洗濯物は室内に干したい
など、年間を通して室内に干したい方が増えているためです。
では、ランドリールームはどこに設けたら使い勝手がいいでしょうか?
![洗面脱衣室の横にあるランドリールーム](https://yabehome.jp/wp-content/uploads/2024/02/b76fe00731d029d29ea6e91afca1cce6-768x1024-1.jpg)
洗濯機のおいてある洗面脱衣室の横にランドリールームを作ると、洗濯が終わったらすぐに干せますね!
仕切りのドアがあるので、お客様が洗面台を使っても隠せますし、
天気のいい日は勝手口から、そのまま外に干すことができます
![脱衣所兼ランドリールーム](https://yabehome.jp/wp-content/uploads/2024/02/DSC_0068-576x1024-1.jpg)
スペースがない住宅の場合は、洗面脱衣室と兼用する方が増えています。
洗濯後すぐに干し、作業台を設置すれば、乾いた後に洗濯物をたたむこともできます。
また、作業台の横にコンセントがあれば、アイロンがけもできます。
![スロップシンクが設置されたランドリールーム](https://yabehome.jp/wp-content/uploads/2024/02/DSC01743-780x519-1.jpg)
またランドリールーム兼ねた洗面脱衣室に、スロップシンクを設置するのもお勧めです!
スロップシンクとは、汚れものなどを洗う時に使う底の深い流しの事をいいます。
靴や手洗いが必要なものを洗うことができますし、つけおき洗いもできます。
特にお子さんがまだ小さいご家庭には、
スロップシンクを設置することで、使いやすく充実したランドリールームになると思います。
![収納付きのランドリールーム](https://yabehome.jp/wp-content/uploads/2024/02/IMG_2116-683x1024-1.jpg)
さらに、ランドリールームに家族の下着や洋服などを入れられる収納があるととても便利です。
乾いた洗濯物を畳んでそのまま収納できるからです。
洗面脱衣室に収納スペースが確保できない場合は、
ウォークインクローゼットを洗面脱衣室の隣りに設置する方法もあります。
奥に寝室などがあれば、起きたらウォークインクローゼットからそのまま洋服を選ぶ事ができますね!
一連の動作が無駄なくできます。
ランドリールームを設置するときのポイント
ランドリールームを設置する際、
洗濯物がスッキリ乾きやすい空間をつくる必要があります!
「なかなか乾かない」
「においが気になる」
などの不快なスペースにならない工夫が必要です。
換気扇や除湿器を活用することもできますが、
何よりも、採光や通気を考慮することが特に大事だと思います。
また、物干しユニットを設置する場合は、
建設時からどの位置がいいのかよく考えましょう。
最近では、様々な種類の物干しユニットがたくさんでてきています。
![固定式のあるランドリールーム](https://yabehome.jp/wp-content/uploads/2024/02/IMG_1576-768x1024-1.jpg)
お客様の中でも多く取り入れられているのが、
固定式のものです。固定式はある程度の重さに耐えられるので、
水に濡れて重くなった洗濯物も安心して干せます。
その際、どのくらいの長さの物干しユニットが必要で、
そのためには、どのくらいの広さが必要なのかをイメージしましょう。
![ホスクリーン](https://yabehome.jp/wp-content/uploads/2024/02/hosukuri-nn-780x585-1.jpg)
また、天井から吊り下げるタイプの『ホスクリーン』という物干しユニットが
最近、得意に人気があります!
天井にポールを取り付けるだけなので、気軽に取り入れることができます。
ホスクリーンは、ポールとポールに竿を取り付けて使います。
使わないときは取り外すこともできるので、非常に便利です!
ポールの長さは天井の高さや身長に合わせて3段階で調節できます。
紹介した固定式でも、ホスクリーンでも物干しユニットの設置場所を間違えると
ポールの上に照明がくるような場合は、洗濯物を干した時に洗面脱衣室が暗くなることもあり、
また洗濯物で人が移動しづらいという問題もでてきます。
充実した満足できるランドリースペースにするために、
物干しユニットの種類や長さ、設置する場所をよく考える必要がありますね!
![2階の寝室などに物干しユニットだけ取り付ける](https://yabehome.jp/wp-content/uploads/2024/02/image0-4-768x1024-1.jpeg)
ちなみにランドリールームとはなりませんが、2階の寝室などに物干しユニットだけ取り付けることもできます。
気軽に洗濯物を干す空間をつくることができますね。
![サンルーム](https://yabehome.jp/wp-content/uploads/2024/02/3e2d449f3d13a590608d32b380b4816c-780x585-1.jpg)
サンルームが設置できるといいですね!採光も通気も確保できます。
雨の心配もいりませんし、洗濯物が良く乾きそうです!
今回は、ランドリールームについてお話ししました。
ランドリールームを設置する際は、
今のライフスタイルを把握し、そのうえで設置する場所や広さを検討してみてください。
工夫とアイデアで、忙しい毎日でも快適に過ごせる家づくりがきっとできるでしょう。
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