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「キッチンが片付かない!」を解消する家づくりの工夫
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キッチンは毎日使う場所です。だからこそ、気づけば物があふれ、カウンターには、調味料や洗剤、調理器具やキッチン家電、また、毎日使う家族分の水筒までありませんか?足元には、毎月購入しているペットボトルの箱が…なんてご家庭も多いのではないでしょうか?置くものが多すぎて「なんでこんなに片付かないの?」と悩みを抱えるご家庭は少なくありません。
でも、キッチンの「片付かない」は家づくりの段階で工夫することで解消できます!
今回は、片付くキッチンを目指して、一緒に考えていきましょう。
「片づけやすく」「取り出しやすい」収納
片付けの基本になりますが、使う動きを意識して収納場所を設計することが大事です。何をどのように収納するかまで考えて、キッチン選びをしましょう。「片づけやすく」「取り出しやすい」は収納にはとても大切です。

パントリーで普段使いと分離する
パントリーとは、キッチン周辺に設ける収納専用のスペースのことです。主に、食品のストックや、日用品、普段使わないキッチン家電などを保管するための「食品庫」「収納庫」として使われます。そもそも、収納場所が足りなくて、キッチンが片付かないという方にお勧めです!
階段下を利用し、キッチンの奥にパントリーをつくりました。


冷蔵庫などの家電もパントリーに収納し、生活感を感じさせない工夫をしています。



扉付き収納棚のパントリーです。省スペースで収納力を確保できます。扉があるので、見た目もスッキリ見せるのに最適です。


パントリーと一口に言っても、設置場所や収納スペースの広さはさまざまです。家づくりの段階でライフスタイルに合わせて計画することが大切です。
背面に「全面収納+扉付き」で生活感ゼロに
キッチンの背面に壁一面の収納とフルオープンの扉を設けることで、キッチン家電、食器や食料のストックなどを一括収納することができます。使うときは扉を開け、台所作業が終われば扉を閉めることでスッキリみえます。急な来客時も、扉を閉めることで、生活感をみせないという工夫の一つです。壁一面に収納スペースを設けているので、収納力の確保ができますし、片づけなくても片付いて見える!というのは忙しい毎日の中では、嬉しいですね(^^)


ゴミ箱スペースをつくる
意外と多いのが、ゴミ箱の置き場所に困るというお悩みです。
ゴミを勝手口から、外のゴミ箱に捨てるという場合もあるかもしれませんが、毎日、台所から出るゴミは意外と多くゴミ箱はどうしても必要になってくるのではないでしょうか。ゴミ箱がキッチンの作業台の横に置かれていると、台所の引き出しを開け閉めする度にゴミ箱を動かさないといけない…というお悩みもあるのではないでしょうか。家づくりの段階で、ゴミ箱を収納するスペースを確保しておくことで、キッチンのスペースは広くなり、スッキリ見えます!


家づくりの段階で「片付く仕組み」を考えましょう!
キッチンが片付かない原因は、いくつかありますが、家づくりの段階で、
・ライフスタイルに合わせた収納力の確保
・片づけやすく、取り出しやすい収納の位置
・生活感を隠せる空間を設計する
こうした工夫を取り入れることでキッチンは見違えるほどスッキリと整います。
家づくりの段階から「片付くキッチン」を計画できることは、暮らしに合わせた空間を一からつくれる、家づくりならではの大きな醍醐味ではないでしょうか。
毎日使う場所だからこそ、自然と片付くキッチンにしていきましょう!
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